日テレなのにNHKで演出? 中山美穂の『プラトニック』が面白い訳 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

日テレなのにNHKで演出? 中山美穂の『プラトニック』が面白い訳

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日#ドラマ

 ドラマ評論家の成馬零一氏は、近ごろのドラマは民放地上波よりも衛星放送の方が制作力があると理由をこう語る。

*  *  *
 今、NHK BSプレミアムで放送されている野島伸司・脚本の『プラトニック』は、中山美穂と堂本剛が主演の純愛ドラマです。

 心臓疾患のある娘の介護に追われ、精神的に追い詰められていたシングルマザーの望月沙良(中山美穂)が、自殺サイトの掲示板に「どうせ死ぬなら、娘に心臓をください」と書き込むところから、物語が始まります。当然ながら、ほとんどの反応は罵詈雑言。しかし一件だけ、「僕のハートを差し上げます」とコメントされます。

 これを書き込んだ謎の青年(堂本剛)は脳腫瘍で余命わずか。死期が迫る青年の善意を信じた沙良は、娘の心臓移植のドナーとなってもらうため、青年と偽装結婚をして同居を始めるというのが第2話までのあらすじです。

 野島は『101回目のプロポーズ』『高校教師』など、1990年代に数々のヒット作を送り出した人気脚本家。ここ数年は停滞気味でしたが、昨年放送の、死んだ父親の魂が息子の体に入り込んで楽しい学園生活を送る青春ドラマ『49』以降は、児童養護施設の描き方が物議を醸した『明日、ママがいない』で脚本監修したほか、今回この『プラトニック』など、精力的に作品を発表し、全盛期の勢いを取り戻しつつあります。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい