東京は江戸時代から地形を巧みに利用して街がかたちづくられてきた。さらに明治から令和にいたる時代を反映して街は変化し続けてきた。山の手地域の谷間につくられた入り組んだ道や、さびやひび割れの目立つ古い建物。なくなってしまうのが残念で愛おしいもの、土着的な何かがにじみ出るようなものを写しとった写真家・喜多研一さんの作品を紹介します。

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江戸時代から続く東京の街の半端ない“継ぎはぎ感”がいとおしい 写真家・喜多研一