卓球のスーパーキッズ、中学卒業を待たずプロの道に 目指すは高2で「パリ五輪」

ジュニアエラ

2022/05/21 10:00

2022年1月、全日本選手権ジュニアの部(高校2年生以下)に出場。中学2年生ながら準優勝した(写真/gettyimages)
2022年1月、全日本選手権ジュニアの部(高校2年生以下)に出場。中学2年生ながら準優勝した(写真/gettyimages)

 好きなことに目いっぱい打ち込み、未来にはばたこうとしているキッズを応援する連載「はばたけ!スーパーキッズ」。現在好評発売中の小中学生のためのニュースマガジン『ジュニアエラ6月号』から、京都府出身の卓球選手・松島輝空(まつしま・そら)さんを紹介します。

【写真】中2で165センチ、108キロ!相撲のスーパーキッズはこちら

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 卓球一家に育ち、中学進学を機に家族の元を離れて鍛えてきた輝空さん。目標のパリ五輪出場を果たすため、中学卒業を待たずに卓球のプロ選手となる道を選んだ。

 ひいおじいさんが元日本代表監督で、大叔父が世界選手権銅。祖父母も両親も弟1人と妹2人も卓球選手。そんな「卓球一家」に育った松島輝空さんは、祖父母経営の卓球教室で幼いころから練習に励み、小学生の全国大会で6連覇。

 小6時には全日本選手権ジュニアの部で高校生らに交じって準優勝。中学入学時に東京のJOCエリートアカデミーに入った。

 日本代表選手が何人も通っていた全寮制の強化機関だ。そこで力をつけ、中2で全国中学校大会男子シングルス優勝。2024年パリ五輪を目指す期待の星だ。

 そんな輝空さんが、中3になる今年4月、JOCエリートアカデミーを1年前倒しで終了し、プロ選手となる道を選んだ。輝空さんは、同アカデミーに通いながら、卓球Tリーグの木下マイスター東京にも参加していた。

 世界で活躍する先輩たちに囲まれる環境は、刺激的だった。ここに長くいることが、自分を強くすると思った。

 「すごく悩んだけれど、親とも話して最後は自分で決めました。目標のパリまで時間がないので、早くプロの選手と練習して近づいていければいい」と語る輝空さん。

 高校2年でパリ五輪の晴れ舞台に立つ姿を思い描いている。

(文/ジュニアエラ編集部)

まつしま・そら/2007年4月29日生まれ。京都府出身。現在は横浜市にある星槎中学校の3年生。中2の21年12月の世界ユース選手権では15歳以下の部でシングルス、ダブルス、混合ダブルス優勝の3冠を成し遂げた。今年4月からプロ選手に。左利きで、卓球のスタイルは攻撃型。趣味はショッピングモールに行くこと。

ジュニアエラ 2022年 6月号 [雑誌]

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