Q3 面接ではどんなことを聞かれるの?

A 日頃から、家族のコミュニケーションが取れているのかを見られていることも多い。

「校長先生が父親に『息子さんは何が好きですか?』と質問して、『野球が好きです』と答えたものの、横で子どもが『違うよ、サッカーだよ!』と答えるのはNGでしょうね(笑)」(石塚さん)

「その学校の教育理念を理解しているかどうかなど、書類ではわからないことがわかるので、面接はとても重要です。手間をかけても、時間をたっぷり確保します」(木村さん)

Q4 入学時に英語力が必要? 

A 学校や入学する年齢によって状況は異なる。

「アオバの場合、キンダーであれば、英語力は必須条件ではありませんが、子どもまたは保護者のどちらかが話せる場合が多いです。『共通語』は英語ですが、日本人同士が日本語で話すことは制限しません。母語の否定は、コミュニケーションの否定につながります。国際バカロレア(IB)カリキュラムに基づいて母語と、母国の文化を尊重しています」(木村さん)。

「小学校になれば、『英語で学ぶ』ことになるので、ネイティブレベルの英語力が必要と考えたほうがいいでしょう。グレード5(小5)になると小論文の執筆や、高度なスピーキング力を必要とされることもあります」(石塚さん)

Q5 親の英語力はどれくらい求められる? 

A 木村さんによると、日本人スタッフがいて日本語対応のある学校でも、父母のどちらかが英語を話せるほうがいいという。

「アオバの場合、保護者には学校のコミュニティーに参加していただくことを推奨していますが、保護者の中には日本語ができない方もいますので、やはり共通語の英語が必要になります」。

 石塚さんは「もし得意でなくても、英語を勉強中で、頑張っているとアピールするといいですよ。子どもがインターナショナルスクールに入ったことがきっかけで、英語を話せるようになった保護者はたくさんいらっしゃいます」

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