競泳最終日メドレーリレー 平泳ぎ・小関也朱篤が「連続メダル」に導くキーマンだ  (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

競泳最終日メドレーリレー 平泳ぎ・小関也朱篤が「連続メダル」に導くキーマンだ 

このエントリーをはてなブックマークに追加
dot.#リオ五輪
男子4×100mメドレーリレーは平泳ぎの小関がどこまでリードを作れるかがメダルのポイントになる。(写真:Getty Images)

男子4×100mメドレーリレーは平泳ぎの小関がどこまでリードを作れるかがメダルのポイントになる。(写真:Getty Images)

 日本のメダル獲得にあたってライバルとなるのは、オーストラリアと中国、ロシアだ。昨年のロシア・カザン世界水泳選手権ではロシアとオーストラリアに敗れ、日本は3分31秒10の6位だった。同大会で3位に入ったフランスが、今回は予選10位で敗退。チャンスとも思えるが、カザン世界水泳選手権のメダルラインが3分30秒50だったことを考えると、決して楽観視できる状況ではない。

 予選では、日本はイギリス、アメリカに次ぐ3番手だった。しかし、0秒24差でオーストラリアと中国、0秒62差でロシアが続く。コンマ数秒の差は、引き継ぎで簡単に縮まってしまう。さらに、予選のメンバーを見ると、アメリカ以外はベストメンバーをそろえてきている。そのなかで予選から僅差の戦いになっていることを考えると、日本がメダルを獲得するためには、個々がその力を出し切ることが最低条件になる。

 勝負のカギは、平泳ぎ。ロンドン五輪で銀メダルを獲得したときは、北島康介が58秒64というタイムで、アメリカのブレンダン・ハンセンを抑えトップで第3泳者の松田丈志に引き継いだことが、銀メダル獲得の大きなターニングポイントになった。

 今回、平泳ぎのあとに続くバタフライと自由形で、ライバルとなるオーストラリア、中国、ロシアの3国は日本をわずかに上回る記録を持つ選手が控えている。つまり、小関の時点で3国よりも前に出ていることが、メダル獲得のためには大きなポイントになる。

 2004年のアテネ五輪から続く、男子4×100mメドレーリレーのメダルを守り抜くためにも、最後の力を振り絞り、各選手には『チーム・ジャパン』としての強さをみせてもらいたい。(文・田坂友暁)


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい