泣く子にデジタル?デジタル絵本で静かに帰省 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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泣く子にデジタル?デジタル絵本で静かに帰省

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「ぶーぶードライブ」
©2012 Interspace Co.,Ltd.

「ぶーぶードライブ」 ©2012 Interspace Co.,Ltd.

「アルファベット折り紙」
© Centerwave Inc.

「アルファベット折り紙」 © Centerwave Inc.

「みんなでつなげっと」シリーズ
©SMART EDUCATION,Ltd.

「みんなでつなげっと」シリーズ ©SMART EDUCATION,Ltd.

 帰省や年末の旅行で長時間の移動をする機会の多いこの時期。公共交通機関で移動する子ども連れ家族は、「うちの子、乗り物で静かにしていられるかな?」と不安があるはず。ただでさえ大変な長距離移動中に、機嫌が悪くなり、泣いたり、ぐずったりしたら…。そんな時のご機嫌とりグッズとして、定番の子ども向け絵本、さらに今年からはスマホやタブレット端末で楽しめるデジタル絵本もあわせて活用してみるというのはどうだろう?

 見るだけではなく、ボタン操作や画面タッチでいろいろ遊べる「デジタルえほん」と、想像力を刺激する紙の「絵本」。それぞれを場面に応じて与えれば、長時間の移動も大丈夫。ではどんな組みあわせがいいのか?
 2〜3歳・4〜5歳の年齢別に、ぴったりの作品を絵本ライターの寺島知春さんに提案してもらった。(★=デジタルえほん、☆=絵本)

【2〜3歳の「デジタル3作+1冊」】
★「ぶーぶードライブ」
(iPad/iPhone、無料・アプリ内課金あり、インタースペース)
端末を傾けて、各種コースを画面内ドライブ! 景色に飽き始めたら「乗り物の中でドライブしちゃおっか」と与えて。コース内で集めた貝殻で簡単な数の勉強も。

★「ぺたぺたえほん いろいろおばけ」
(iPad、無料・アプリ内課金で完全版、ボトルキューブ)
おばけの顔を”シール”で作って読み進む、食のお話。完成したおばけが食べ物などに反応するのは、デジタルならでは。ごはん好きと偏食の子、両方にもってこい。

★「うたえほん英語版-Touch'n Sing」
(iPad/iPhone/Android、無料・アプリ内課金あり、エクシング)
3作目が必要な頃には我慢も佳境だ。DVD代わりにもなる、英語の歌遊び作品を投入。見ながら寝入るか、寝ない時は曲ごとに工夫された各種遊びをご一緒に。米国「2013-Best App for Children and Kids」金賞受賞。

☆『ままですすきですすてきです』
(840円、谷川俊太郎文/タイガー立石絵、福音館書店)
デジタルに集中できなくなったら、ヘンテコなしりとり遊び絵本で頭の体操を。独特の不思議な絵柄や言葉づかいが、想像の世界に引き込んでくれる。読後は車窓から見えるものなどで、現実のしりとり遊びへと展開して。

【4〜5歳の「デジタル3作+1冊」】
★「やさいのおなか」
(iPad/iPhone、900円、日販)
野菜や果物の切り口・側面の形を、クイズ形式で見せる。「あそぶ」モードでお絵描き遊びも。実生活でなじみ深い食べ物の、ちょっと難しいクイズに、会話が弾むはず。

★「アルファベット折り紙」
(iPad/iPhone/Android、無料版・有料版200円、センターウェーブ)
アルファベットひと文字ずつの折り方を指南。折り順が写真でわかりやすい。自分の名前の書き方にはどの子も興味があるので「○○くんの名前を折ろう」と始めれば、かなりの時間ご機嫌か。折り紙のご用意を。

★「にほんごであそぼ 絵あわせかるた」
(iPad/iPhone、1/15まで300円、旺文社)
おなじみのテレビ番組の遊びを、そのまま体験できる。遊び方レベル調節可能なかるたの他、ひらがな練習など。放映された短編数本を見られるのでDVD代わりにも。

☆『チャレンジミッケ!9 タイムトラベル』
(1,428円、ウォルター・ウィック作/糸井重里訳、小学館)
この年齢の子どもが、かじりつくように遊ぶシリーズの最新作。作り込まれた写真の中でさがしっこをする。紙なので画面を拡大縮小できないのが、かえってじっくり探せ、忍耐力強化にもなる。年下と一緒、大人数もOK。

【2〜5歳まで広く使えるデジタル3作】
★「みんなでつなげっと」シリーズ
(iPad/iPhone/Android、無料アプリ「おやこでスマほん」内で販売・アプリ内課金あり、スマートエデュケーション)
登場人物の”需要と供給”を合致(=”つなげっと”)させるさがし絵シリーズ。細かな絵柄に遊び心満載。年齢に合わせ遊びのレベルを調節でき、2人プレイも可。2013年「第2回デジタルえほんアワード大賞」受賞。

★「おしりたんてい」シリーズ
(iPad/iPhone/Android、無料、FLAMA)
現在4作リリースの人気シリーズ。おしりのような顔の主人公・おしりたんていと事件を解決する。たんていの顔をタップして起こるアクションに、どの子もイチコロ。

★「tap*rap フォトしりとり」
(iPad/iPhone、500円、デジタルえほん)
端末で撮影した画像を使い、オリジナルしりとりクイズを作れる。2〜3歳には保護者が作って見せ、4〜5歳には乗り物ではしゃぎすぎないよう注意した上で自作を促そう。前述の絵本『ままですすきですすてきです』の後に登場させても楽しい。

 どれも、子どもの様子を見て繰り出すのがポイントだ。なお、デジタルえほんは音の出る作品が多いため、イヤホン携帯が便利。また、作品を読むのにアプリ内ダウンロードが必要な場合があるので、出発前夜に自宅で動きを確認しておくことをおすすめする。端末と絵本に安心を詰め込んで、お子さんとよい年末年始を。

ライター:寺島知春(てらしま・ちはる)
国内初のデジタルえほん連載「e絵本」をWEBサイト「リセマム」で連載。デジタルえほん関連のワークショップ記事や絵本書評などを執筆。女子美術大学にて特別講師。


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