オルロ 旧鉱山に建つソカボン(鉱山の女神)教会。この日は市場の日。95年前、大店や企業の占有に対抗し、小売り、鉱山労働者、職人たちが加盟する商業組合を発足させた。それを記念し、商売繁盛を願って、市場や町中を踊って回る。教会前のフォルクロール広場に、衣装をつけた参加者が集っている。
オルロ 鉱山博物館見学ツアーに参加し、長い階段を下りて深く潜っていくと、広い坑道に出た。昔の坑内の写真や古い道具、鉱物などが展示されている。
オルロ その中腹には、マリアと乳飲み子の像があった。手に持つキャンドルは、昔、坑道の暗闇を照らし坑夫を導く大切な灯だった。今年2月に、町を見守っていたこの像をはるかに凌ぐ、高さ45メートルの巨大なマリア像が完成したそうだ。カーニバルで有名なリオデジャネイロに立つ、コルコバードのキリスト像より大きい。