あらき・げん/1964年生まれ。東京大学文学部仏文科卒。朝日新聞に8年半在籍。社会部記者などを経験したのち退社して作家活動に入る。作品に『骨ん中』『ちょんまげぷりん』『オケ老人!』『大脱走』『独裁者ですが、なにか?』『残業禁止』などがある(photo 写真映像部・加藤夏子)
『PD検察の犬たち』 (2310円〈税込み〉/小学館)東日新聞社役員の西岡は、若手記者だった頃に地検特捜部担当として折原に指導を受けていた。折原は人の懐に入り込み、数々のスクープを放つ伝説的な記者。彼らは一連のゼネコン疑獄報道の果てに巨悪に辿り着くが、栄華も長くは続かない。折原はある出来事を機に記者職を追われ、彼を起点に空前の東日スキャンダルが発覚。物語は二転三転し思いがけない結末を迎える(photo 写真映像部・加藤夏子)