
急な人事異動、IT系に疎いあなたがWebサイトを管理することになった! 右も左もわからないのにやっていけるだろうか……不安を感じて当然だが、SEO対策の第一人者・鈴木良治さんは「専門知識がなくてもWebサイトを管理・運営することは十分できる」と断言する。
そのためにはやはり、良質なSEO専門会社とうまく付き合っていくこと。専門家を使わないでできるSEO対策は、2018年現在では限界がある。中小規模サイトでも予算にあった効果を実現してくれる、自サイトの戦略を共有できるSEO会社を見つけることがファーストステップだろう。
SEOについての書籍として異例の売り上げを記録した『SEO対策のための Webライティング実践講座』『成果を出し続けるための 王道SEO対策 実践講座』、そして新刊『Webプロジェクトを成功に導く 戦略的SEO思考』を発行した鈴木さんに、最新のSEO情勢をうかがった。
■「成果」をあげるために。SEO対策には戦略が必要
「そもそもWeb担当者の役割は、ビジネス上の<戦略>を業者にしっかり伝えてサイト上で<成果>を上げることでしょう。裏返して言うと、戦略を理解していないエンジニアが管理役に回っても成果は期待できないわけです」
鈴木さんによれば、SEO対策にしても同じこと。最も大切なのは「戦略」と「成果」について明確に認識しているということだ。たとえば、「狙った検索キーワードで検索エンジンのトップに表示されることがSEO対策のゴールではない」と説明する。
「目指すべき成果は、商品やサービスの<購入><申し込み><応募>など、検索エンジンを通じてWebサイトに集客された人たちが何かしら収益につながるアクションを起こしてくれること。当たり前の話ですが、それが本当のゴールなのです」
ただ、こうしたSEO対策における初歩的な戦略さえも、理解して実現できている企業(Web・SEOサービス利用者)は「意外に少ない」と鈴木さんは言う。