ニューヨーク、パリ、ロンドン……。欧米の主要都市で見かける日本食レストランと言えばちょっと前までは寿司、天ぷらだったのが、最近では居酒屋やラーメンなど日本の人気のチェーンの海外支店を多くの見かけるようになった。
リゾート地のハワイも例外ではない。移民の多いハワイでは韓国、中国、ベトナムなどの料理と並んで日本料理の店も数多く進出している。食べごたえのあるステーキや、日本人には大きすぎるパンケーキやハンバーガーを食べ疲れた時には、日本がほこるファーストフード、麺類のお店に足を運びたくなる。
オアフ島にはラーメン、蕎麦に加え、最近では讃岐うどんのチェーン店までが進出している。「讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺(以下、丸亀製麺)」はハワイに2店舗(ダウンタウンホノルル店・ワイキキ店)。海外ではハワイ以外にもタイ、中国、韓国、香港、ロシア、インドネシア、台湾、オーストラリア、ベトナムなどで95店舗展開しているが、海外1番の人気店はハワイなのだそうだ。
丸亀製麺のハワイの店舗では、メニューは日本での定番メニュー「釜揚げうどん」、「ざるうどん」のほか、現地の食材を使ったオリジナルメニュー「VEGETABLE UDON」、「GARLIC CHICKEN SALAD UDON」などをそろえる。オリジナルメニューは、暑い気候のハワイでもさっぱり食べられるメニューで、日本の店舗同様、低価格であることも人気の秘訣。さらに、地産地消をもとに、地元の人の舌に合う味を追求しているという。