名古屋では、1月の雪日数が8日と、直近10年では2018年と並び、最も多くなりました。2月に入っても、気温の低い状態は続き、名古屋など平地にも雪雲が流れ込む日がありそうです。
厳しい寒さに加え 雪が多かった1月
1月は、名古屋など平地でも、雪を観測した日が多くなりました。
今年2022年1月の雪日数は8日で、直近10年では、2018年と並んで最も多くなりました。名古屋の平年の1月の雪日数は5.4日と、平年の雪日数も上回りました。
また、岐阜県の山地では、積雪が多くなりました。主な地点の1月の最深積雪は、岐阜県白川村で191センチと平年比129%、岐阜県高山市で56センチと平年比127%、岐阜県関ケ原町で48センチと平年比178%でした。きょう31日15時現在の積雪は、岐阜県白川村で114センチ、岐阜県高山市で20センチ、岐阜県関ケ原町で0センチとなっています。
2月に入っても厳しい寒さ 名古屋で雪が降る日も
この先も、日本付近は冬型の気圧配置となる日が多く、寒気が強弱をつけながら、流れ込みやすいでしょう。この期間、岐阜県の山地では雪が降りやすく、5日(土)から6日(日)は、雪の範囲が広がり、東海地方の平地にも雪雲が流れ込む時間がある見込みです。岐阜県の山地では、雪の降り方が強まる可能性があるため、今後の情報に注意して下さい。
また、この時期の、名古屋の平年の最高気温は9度くらいですが、平年を下回る日が多く、5日(土)から7日(月)は、冷たい風が吹き、極寒となりそうです。
2月4日(金)は、暦の上では「立春」で、春の始まりと言われる日ですが、立春を迎えても、今年は、まだまだ真冬の寒さが続くでしょう。
2週間天気後半:8日(火)~13日(日)
2週間天気後半も、最低気温、最高気温ともに、平年より低い日が多いでしょう。
8日(火)から9日(水)は、低気圧が南海上を通過することが予想されます。低気圧のコースや発達具合によって、雨雲や雪雲の範囲が変わってくるため、最新の情報を常にチェックするようにして下さい。低気圧の通過後は、再び、冬型の気圧配置となるでしょう。
春の暖かさがを感じられるのは、もう少し先になりそうです。引き続き、体調を崩さないよう気をつけて下さい。