ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、犬のももたろうくんです。
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こんにちは。トイプードルのももたろう(13歳、雄)と申します。
ぼくの「おっかぁ」は、以前、犬が苦手でした。
ある日、犬が大好きな妹に誘われて入ったペットショップで、おっかぁは生後2カ月のぼくと出会いました。
お店の人に「抱っこしてみますか?」と言われた時、「かわいいけど、抱っこはよぉしません」と言って、その日は帰ってしまいました。
なのに、家に帰ってからなぜかぼくのことがとても気になったそうです。
おっかぁは次の日にもう一度お店に来て恐る恐るぼくを抱っこしました。そして、ぼくは「おっとぉ&おっかぁ」の家にやって来ました。
おっとぉは、おもちゃでいっぱい遊んでくれて、おいしいおやつをくれます。おっかぁは、いつもおいしいごはんを作ってくれます。
おっかぁとぼくが一緒にお散歩に行くと、出会った子供からも大人からも「なんか似てる」とか「髪形いっしょ」とかよく言われます。
ぼくたちは公園や道でたくさんのわんちゃんや人との出会いを楽しんでいます。
おっかぁは、
「ももたろうのおかげでいろんな出会いがあって、おもしろい♪ この家に来てくれてありがとう」
と言っています。
おっとぉもおっかぁも、ぼくの表情や仕草(しぐさ)を見ただけで、「遊ぼう」「マッサージして」「おなかすいた」「ドア開けて」「トイレ」「怒ってる」「寂しい」「楽しい」など、ちゃんとわかってくれます。
犬が苦手だったおっかぁも、今では秋田犬やドーベルマンのような大型犬もなでなでして、「かわいい!」って言うくらいに犬大好きになりましたとさ。(大阪市西成区/55歳/主婦)
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※週刊朝日 2022年10月14・21日合併号