やってきました、毎年恒例の『週刊朝日』占い特集! “芸能界最強の占師”と呼ばれるゲッターズ飯田さんが、2022年の見通しを解説。独自の「五星三心(ごせいさんしん)占い」で22年の運勢を占い、過ごし方をアドバイス。自分から積極的に、幸運の波に乗っていこう!

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 22年は10~20代の若い人が中心となり、既存のものとは全く異なる新たなものが誕生する一年になるでしょう。22年は寅(とら)年で「虎視眈々(こしたんたん)」という言葉があるように、ぼーっとしているとトラに食われてしまいそうな年。

 年齢が上の人は、若い人と積極的に話をして、彼らが面白がっていることを敏感に察しましょう。感覚が全く違うのだから、「その面白さがわからない」と感じる方にこそ、ヒントがあるはずです。

 かといって昔のものが意味をなさなくなるわけではありません。香川県の75歳女性が、そうめんのゆで方を紹介する動画で「おばあちゃんYouTuber」として注目を集めましたが、知恵をYouTubeやSNSなどのツールで発信し、若い人にすごいと思わせるのは大いにあり。

 かつて電子メールでやりとりしていたのが、LINEという新しいツールに置き換わったように、今までにはない新しいものが生まれていくはず。前のやり方にしがみついて「よくわからない」と拒絶するのではなく、どんどん受け入れるべき。

 新型コロナウイルスは22年3月には一区切りつきそうですが、「元の生活に戻る」ことはありません。時代は進み、アフターコロナの世界が続いていくからです。コロナで変わったことの中から、いかにプラス面を見いだせるかで大きく変わります。何もしなければ沈んでいく一方なので注意を。

(構成/吉川明子)

週刊朝日  2022年1月7・14日合併号より抜粋