お茶の水女子大学付属中学校の卒業式での秋篠宮ご夫妻と悠仁さま
お茶の水女子大学付属中学校の卒業式での秋篠宮ご夫妻と悠仁さま
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 秋篠宮家の長男悠仁さまが4月9日、筑波大付属高等学校(東京都文京区)の入学式に。同校の卒業生である片山さつき参議院議員(当時は東京教育大学付属高校)は、かなり早い段階から悠仁さまの進学先を確信していたという。

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「私が2018年に第4次安倍改造内閣で内閣府特命担当大臣及び女性活躍担当大臣に就任した時は皇室行事の多くて、19年5月1日には新天皇即位に伴う剣璽(けんじ)等承継の儀が行われました。そうした行事に参加する際に、秋篠宮殿下の時も、(新天皇即位伴い)皇嗣殿下になった後も、お話させていただく機会がありますと、『片山大臣は筑付の出身で……』から話が始まるんです」

 片山議員がこう話す。秋篠宮さまとの会話の中には「筑付」がキーワードとしてちりばめられていたという。

「秋篠宮殿下からは『付属はいつからですか?』『私は中学からです』とか、私が『テニス部でした』と話すと、『そうですね、テニスでしたね、片山大臣は!』などという話になりましたね。秋篠宮殿下はテニスがお上手なので、『筑付はテニスも強いんですよ、男子は』という、何げない会話のやりとりもしました。ですから、私は悠仁さまの進学先がこうなるだろうな、とは思っていました。色々な進学先の候補もあったとは思いますが、私の顔を見るなり『筑付は』というのが何度かありましたから」

 片山議員の話を聞く限りでは、秋篠宮さまは筑付にかなり興味があったようだが。

「興味を持たれていたというよりも、緻密(ちみつ)なリサーチをされていたのでは? 悠仁さまの大事な大事な進学先ですからね。私が思いますに、悠仁さまが卒業されたお茶の水女子大学付属中学校の進学先ですが、男子は付属高校がないので、筑付に来られた方を何人か知っています。地理的にもお茶の水女子大学付属とは近いものですから、部活の試合でも交流がありました。筑付は男子は強い競技もありましたが、女子は当時生徒数も少なかったし、国立で強くないので対戦相手としては、ちょうどよかったんです。私はテニス部で学習院とも試合をしたんですが、あちらはテニスが上手なんですよ。学習院の方は3歳くらいからテニスをしているけど、私たちはせいぜい小学校高学年か中学生からでしょ?」

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