私が歩き方を指導しているクラスの方のご縁で、五つ子のうち黒猫の雄と雌1匹ずつを引き受け、早10年がたちました。
雄の「二世」(写真左)と雌の「アズ」(同右)です。
アズは不思議で、私が朝目覚めると同時に必ずベッドに来て甘えるのです。その時間は毎日バラバラなのに、わかるのはテレパシーなのでしょうか? ベッドの上での幸せなひとときなのです♪
また、おなかがすいてくると「ゴハン」と言ってエサをねだります。言葉をしゃべるんですよ~。
二世は撫でるとゴロゴロペロペロが止まらず、舌がザラザラで痛いけど可愛いので耐えてます!
トイレのドアを開けていると、温水便座が温かいのか便座の上に寝てしまう二世です。それを家族は「ベンザブロック」と呼んでいます。
お手洗いに行きたくても、気持ちよさそうに寝ている姿を見ると、ついついトイレを我慢してしまうのでした。
アズは今年の初めに糖尿病になりました。家族が交代でインスリンの注射をするなど、家族が団結するきっかけを作ってくれている気がします。
先日は、私と娘が旅行に行く前日に二世が膀胱炎になり、旅行をキャンセルしようかという状況になりました。
しかし出発の1時間前に、見事に回復してくれ、旅立つことができたのです!
以前に飼っていた猫も娘が拾ってきた黒猫でしたが、黒猫は縁起が悪いと敬遠される傾向があるようです。でも、私たち家族は幸せのシンボルだと思っています。
正しい姿勢を教えている私ですが、猫背の2匹に癒やされています。これからもずっと可愛く健康でいてほしいと願っております。
(櫻田千晶さん/宮城県/56歳/ウォーキングスタイリスト)
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