また、一定時間スマホを操作しないと画面の表示が消える時間を短く設定しておくのも、ムダな電力消費を抑えるのに有効です(「スリープ」や「自動ロック」の項目で設定)。
大量のデータ処理が必要なゲームや、人工衛星の電波を受信して現在位置を調べる位置情報機能(GPS)を利用するアプリは、スマホに大きな負担をかけます。位置情報機能については、「設定」アプリで調整すると、電力消費を抑えられる場合があります。
バッテリーの残りが少なくなったときなどのために、電話など最低限必要な機能だけを残して節電する設定もあります。Androidでは、こうした設定が機種ごとに独自機能として用意されており、制限する機能を細かく選択できる場合もあります。iPhoneでは「低電力モード」で、手動での切り替えを簡単に行えます。
(ライター・斎藤幾郎)
※週刊朝日 2019年5月24日号より抜粋