──まさしく、今のボゴムさんのことですね。

 僕は(数えで)27歳なので、27本の花を咲かせたのではないでしょうか。それとも一本の大輪? (日本語で)ボクノカンガエデハ……。人は生まれたときに一つの種をまくんです。そこに水をあげて、栄養をあげて、育てていく。水というのは、家族の応援や友人との触れ合いであったり、祈りであったり、学びであったり。僕にとっては、ファンの皆さんの応援や愛、事務所の方々のサポートだったりもします。どれだけたっぷりと水をあげるか、どんな栄養をあげるのかによって、花の咲き具合、成長の仕方が変わってくるのです。僕は多くのことを学べたとき、「今日も僕という花に水をやって、栄養を与えられたな」と思うんです。これからもきれいな花を咲かせていきたいですね。

パク・ボゴム (撮影/馬場道浩、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)
パク・ボゴム (撮影/馬場道浩、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)

■なんでも話しあえる人が理想

──ドラマ撮影にアジアを回るファンミーティングツアー、日本での歌手デビューの準備と忙しい日々が続きましたが、何をして気分転換をしていましたか?

 気持ちを落ち着けたいときには音楽を聴きながら家の周りや事務所の近くを散歩したりしていますね。自転車に乗るもの好きです。ソウルには“タルンイ”と呼ばれるシェアサイクルサービスがあるんです。1時間券、2時間券、一日フリーパスを買えば、誰でも乗れて便利です。タルンイを利用してサイクリングしていますね。まだそんなに広い範囲を回ったことはありませんが、気分転換になりますね。

──健康的ですね。男性はお酒を飲んで気分転換という人も多いと思いますが。

 僕はお酒があまり好きではなくて、そんなに飲まないんです。ですが、会食や打ち上げのような楽しい場は好きですね。そういう場所に行くと、お酒を飲んでいる人よりもノリノリで楽しんでいますよ。

──歌手として、今後やってみたいことはありますか?

 いろいろありますが……。とにかく今は、日本でのデビュー曲を成功させることが僕にとっては最重要課題だと思います。音楽的にまだまだ足りない部分が多いにもかかわらず、多くの方が僕を信じてくださり、サポートしてくださったおかげで、このようないい機会に恵まれたので、今回の活動をしっかりとやり切って、皆さんの心に応えたいです。

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