7歳、5歳、0歳の男の子3人のパパである高橋光臣さん。長男が産まれた当時から、「できるだけ夫婦で一緒に子育てをしたい」と、仕事に育児に奮闘してきました。今回は、子育てで心がけていること、子どもたちとの向き合い方について聞きました。※前編<俳優・高橋光臣はスイーツづくりが大得意 ハマる“きっかけ”となったDAIGOの一言とは?>から続く

MENU 長男の子育ては夫婦であたふた 子どもたちにクイズを出すのが日課 古武術や納刀の稽古から実感することとは? 高橋さんが大切にする子育てのテーマとは?

長男の子育ては夫婦であたふた

――昨年3人目のお子さんが誕生しました。家族が増えた日々はいかがですか。

 すごく幸せな時間を過ごさせてもらっています。三男は5カ月になり、意思も出てきて、表情も豊かになってきました。

 僕は長男が産まれた時から、夫婦で一緒に子育てできたらと、できるだけ自分ができることはやってきたつもりです。ただ当時は、何をどうすればいいのか、まったく分からない状態で妻と一緒にあたふたしたことも多かったですね。それも今になって思い返すと、その時しかできない大切な時間だったと思います。

3人目は、だいぶお世話にも余裕ができるようになったし、お兄ちゃんたちもお世話を手伝ってくれます。

――お兄ちゃんたちは、どんなお手伝いをしてくれますか?

 ちょっとしたことです。赤ちゃんを抱っこしていると、ティッシュペーパーを取りに行くこと1つでも、大変なときがあります。そんな時に、「ティッシュを取ってきてほしい」と頼むと、取ってきてくれるだけでも、すごく助かります。

 そして、長男は非常にあやし方が上手(笑)。お母さんがお世話している様子をよく観察していて、「小さいババ」がいる感じです。

第3子の誕生時に作ったバースデーケーキ(提供)

子どもたちにクイズを出すのが日課

――上の2人のお子さんたちとは、お休みの日には何をして過ごしますか。

 長男が今、石がすごく好きで、河原などからいろいろな石を拾って帰ってきます。「きれいな石を探しに行きたい」、「石って、どこにあるんだろう」という流れから「山に行けばあるんじゃないか」「この川を上っていったら、高尾山に着くんじゃないか」という話になり、先日、きれいな石を探しに高尾山へ行ってきました。

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永野原梨香
永野原梨香

ながのはら・りか/『週刊エコノミスト』、『AERA』『週刊朝日』などに勤務し、現在、フリーライター。識者インタビューのほか、マネーや子育てをテーマに執筆中。

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