
3日放送の「まさかの一丁目一番地」(TBS系・よる9時)は、セカチュー、Beautiful Life、男女7人夏物語…社会現象を巻き起こした名作ドラマが続々登場し、歴代の恋愛ドラマを振り返っていく。「トレンディ御三家」のひとり、吉田栄作がゲストで登場。当時のエピソードや妻・内山理名との夫婦生活を語る。吉田栄作にまつわる過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2022年1月6日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時のものです。)
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吉田栄作と内山理名が結婚した。昨年結ばれたカップルのなかでも、渋い印象のふたりだ。栄作は52歳(結婚当時)での再婚、内山は40歳での初婚である。
内山は料理上手としても知られ、インスタグラムで投稿する手料理も話題に。一方、栄作は1990年代前半に絶大な人気を誇ったとはいえ、50代でバツイチのオジサンだ。それがひと回り年下の美女をモノにした、ということで、男性向けのメディアではあやかりたいという声も飛び出した。
ただ、誰もがなれるわけではない。まず、内山はもともとオジサン好きでもある。かつては15歳年上の東山紀之との交際で注目された。所属事務所はスウィートパワー。のちに堀北真希や桐谷美玲を輩出する事務所の土台を築いた功労者だ。ただ、しだいに脇役タイプへとシフトしていった。
象徴的だったのは、2003年の「GOOD LUCK!!」(TBS系)。当初はヒロイン的立ち位置だったが、柴咲コウに食われる感じになった。時代のトレンドとはちょっとズレたところもあるのか、近年の仕事で光っているのは時代劇の「雲霧仁左衛門」(NHK BSプレミアム)だ。盗賊一味の「七化けのお千代」を演じ、ここではヒロインである。
そんなちょっと古風な(?)オジサン好き女優が、生涯の伴侶に選んだのが栄作だったわけだ。では、どこに惹かれたかというと、結婚時のコメントでこんなことを言っている。
「自然を愛し、一日一日に感謝を込めて、丁寧に生きている彼の姿はとても逞しく、一緒に居ると日常が豊かになっていくことを感じています」
ここから思い出したのが昨年7月「徹子の部屋」で栄作が語っていた日課だ。以前は夜に走っていたが、ここ数年は朝走るようになり、公園の鉄棒やジャングルジムを使ってトレーニングしているという。
「朝走るのが気持ちよくなりまして。やっぱり朝の光って、すごく元気がいいんで。で、走ったあとに大の字書いて太陽を浴びて、太陽電池みたいになってますね」