一夜限りのバンド「MACHIKO BAND with THE ALFEE」のステージでのTHE ALFEE=2013年2月11日
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 THE ALFEEの50回目のデビュー記念日、8月25日が近づいてきた。ファンが推す「一曲」をたずねるアンケートをAERA dot.編集部が独自に実施したところ、「50年」という年月の重みが伝わる結果となった。最近ファンになった10代だけでなく、親子そして孫まで3世代続いたファンからもコメントが寄せられたのだ。そんなファン層の厚さ、幅広さがわかるコメントの数々を紹介する(アンケートは7月9~20日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施し、3559人から回答があった)。

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 アンケートをもとにファンが選んだTHE ALFEEの「一曲」の上位20曲を紹介する記事で、THE ALFEEの曲が“胎教”!?だったという声を紹介した。

「母曰く、私が母のお腹中にいる頃から子守り歌として流していたらしいです。そのためか、幼少期曲名が分からなくてもメロディが耳に残っていて、この曲知ってる!って母に伝えたことがあります。今では母と立派なアル中2世代で楽しんでおります」(20代・女性/この1曲=LOVE NEVER DIES)

 実はこのほかにも、親から子のみならず、孫の代までアル中(※THE ALFEE中毒の略)というコメントも。

「亡き母が大好きだった曲。桜井さんの伸びのある美声と後半の坂崎さんと高見沢さんギターの掛け合いが素敵です。1月に雨が降るとエンドレスで聴きたくなります」(50代・女性/この1曲=1月の雨を忘れない)                 

「子供達(当時小1くらい)が大好きな曲で車の中でこの曲だけエンドレスだったので」(50代・女性/この1曲=Brave Love 〜Galaxy Express 999)
 

80歳の母がツアーにまた行きたいと

「今年80歳になる母を連れて、京都ロームシアターのコンサートに40年ぶりに2人で行きました。中学生になったばかりの頃、私が初めて興味を持ったのがTHE ALFEE。コンサートにいつもついて行ってくれました。思えばまだ母も若かったし、『SWEAT&TEARS』に支えられたこともあったと後から聞きました。京都のコンサートでは、『SWEAT&TEARS』と一緒に降ってくる銀テープに嬉しそうに手を伸ばしている母が見られて、すごく嬉しかったです。また一緒に行きたいと言ってくれたので、また秋のツアーでも関西でチケットが取れたらいいなと思っています」(50代・女性/この1曲=SWEAT&TEARS)

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母が運転する車の中で聴いた曲