「何かと注目が集まる中丸雄一さんと結婚発表まで隠し通せたのはすごい」と芸能評論家の三杉武氏も驚きを隠せない。三杉氏は続けてこう話す。
「笹崎里菜さんも、いわゆる“匂わせ”的なことも一切していなかったですからね。笹崎さんの結婚の一報を聞いたとき、2022年にフジテレビを退社された久慈暁子さん思い出しました。退社されてから、すぐにプロバスケットボールの渡邊雄太さんと婚約を発表し、結婚されましたよね。
久慈さんのときも急に退社となり、“なんでだろう?”と騒がれたところ、結果は寿退社だったわけです。
久慈さんと似たようなケースかと思いましたが、結婚を機に退社する時代でもないですよね。結婚後も水卜麻美アナや弘中綾香アナは仕事を続けています。だから、笹崎さんの退社という選択肢に、『どうしてなのだろう』という疑問は残りました」
入社までの経緯が影響?
笹崎里菜さんは、母親の知人の銀座のクラブでのアルバイト経験を理由に内定を取り消され、撤回を求めた裁判を経て、日本テレビに入社している。三杉氏は、このことは少なからず“日本テレビを退社しての結婚”という選択に影響があったのでは、という。
「入社当時は腫れもの扱いされていた空気はあったと言う人も、日本テレビ局内にはいました。でも、たとえ入社当初はそうであったとしても、仕事は本人の頑張りで評価されていたと思います。2019年のラグビーワールドカップでの活躍は印象的でした。
けれども、裁判を起こした後の入社ということで、日本テレビの中での“上層部の受け”はどうだったのだろう、と考えてしまうところはありますよね。現場レベルでは評価されていたとしても、そのまま会社に残って、日本テレビでいうなら水卜麻美アナ、他局では安住紳一郎アナや大下容子アナのように管理職にまでなれるかといえば、大企業なだけに微妙なところだったかもしれません」