両陛下がテニスコートで恋に落ちたとされる軽井沢は、天皇ご一家が今も好んで訪れる避暑地だ。

「万平ホテル」は、特に秋篠宮家のお気に入り。今年も8月末、秋篠宮ご一家が滞在した。ホテルのオーナーが飼っている大型犬は、眞子さま佳子さま悠仁さまの「ご贔屓(ひいき)」だ。

秋篠宮さまは時折、万平ホテルから足を延ばして、お忍びで近辺の温泉にいらっしゃるようです。お聞きした話によりますと、湯船に、一般の人に交じって入っていらっしゃるようですよ」(別の宮内庁関係者)
 

 天皇、皇后両陛下は、震災の年にも、軽井沢へ静養に訪れたが、仮設住宅や避難所に暮らす被災者を思いやられたのか、1泊6500円の「軽井沢研修所」に泊まられた。

 同じ長野県でも、皇太子家のお気に入りは志賀高原の「ホテルグランフェニックス奥志賀」だ。雅子さまの妹一家などとともにスキーを楽しむのは、毎年恒例の家族の行事だ。プロ級の腕前の皇太子さまとともに、雅子さま、愛子さまが近くのゲレンデに姿を現す。
 

 では、皇室のプライベート以外の公務での「御用達ホテル」とは、どんな基準で選ばれるのだろうか。

 地方での公務でお泊まりになる宿は、地元の都道府県が、警備のしやすさなどを宮内庁と相談のうえ、決定する。天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻の場合は、各地のトップランクのホテルが選ばれるが、基本的に欧米の外資系ホテルは選ばれない。

 天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫婦がお泊まりになる際は、原則関係者で貸し切りになる。公務が終了後、ホテルでお土産をお買い上げになることも少なくない。特に最近「単身」が多い皇太子さまは、雅子さまや愛子さまにお土産を選ばれることが多い。

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