――本の帯が豪華です。作家の吉本ばななさんは「自分自身も未来も何も定まらなかった頃。見上げた曇り空のあの哀しさ、色っぽさを強く思い出しました。」、西加奈子さんは「それでも彼女たちは、届かないものに手を伸ばすのだろう そして生きてゆくのだろう」と賛辞を寄せています。
ヒコロヒー:いいんですかね……担当編集者さんのおかげです。
――今後、書いてみたいテーマやお話はありますか。
ヒコロヒー:具体的に話があるわけではないのですが、歴史上の人物、事件を、物語にしたいなと構想しています。
――それは面白そうです。ヒコロヒーさんの書く歴史小説、楽しみにしています。
(構成/編集部・工藤早春)
※AERA 2024年2月19日号より抜粋