
――2回目となる今回、より多くのコラボが実現する。なかでも注目を集めているのが、BE:FIRSTのSOTAと世界的ダンサーのRIEHATAによるダンスコラボだ。
SKY-HI:2人のコラボができるのも、SOTAが健全な成長を遂げられたから。例えばデビューから1年のタイミングでSOTAとRIEHATAさんがコラボしたら、SOTAはダンサーに戻ってしまって何のためにアーティストになったのかわからなくなってしまう。BE:FIRSTが自覚と責任を備え、東アジアの東京という街から「Mainstream」という楽曲で新たなメインストリームを打ち出した今だからこそ、「世界一ダンスのうまいラッパー」と「世界的コレオグラファー兼アーティスト」のコラボになる。すごく有機的で良いステージになるはずです。
――SKY-HIがNissyと10年以上ぶりに2人でステージに立つことも話題だ。
SKY-HI:お互いソロ活動において10年の節目ということもありますが、日本でダンス&ボーカルをやっている多くの人にとってNissyは憧れの存在であるにもかかわらず、本人はあまり目立ってマスメディアには出てこない。日本のダンス&ボーカルシーンにおけるそんな彼の功績や異質さを前面に出す意義はとても大きいと考えました。どんなステージになるか、僕自身も楽しみです。
(構成/ライター・小松香里)
※AERA 2023年12月4日号より抜粋