2015年、芸能界には空前のベビーブームが到来している。松たか子や安めぐみ、菅野美穂、国仲涼子、絢香、森三中の大島美幸……と、そうそうたるメンバーが並ぶ。小雪、広末涼子は第3子、谷原章介にいたっては第6子と、少子化問題なんてどこ吹く風だ。
厚生労働省の平成25年人口動態調査によると、出生数は前年より7415人減少し約103万人。出生率は8.2で横ばいだが、合計特殊出生率は前年を0.02上回る1.43とわずかながら増加している。
とはいえ、子育てはいつの時代も大仕事。特に初めての育児には不安と心配がつきものだ。そこで、新米ママにおススメしたい子育て支援アプリを紹介しよう。
■やさしい音楽で子守をサポート
赤ちゃんのお世話は24時間休みなし。少しでも代わりにあやしてくれる人がいたら……と思うこともあるだろう。そんなときに強い味方となってくれるのが「赤ちゃんの子守歌」だ。このアプリは、赤ちゃんの泣き声に反応して、音楽を自動再生してあやしてくれる。録音機能もついているので、ママの歌ややさしく名前を呼ぶ声を録音できる。
かくいう筆者も1歳の娘の育児に奮闘する新米ママのひとり。とあるジムのCMが流れると、なぜか娘はピタリと泣きやむ。このCMの曲を外出時のお守りとして録音しておくのもよさそうだ。
■育児記録はお任せ!
この記事の写真をすべて見る頻繁な授乳やオムツ替えのお世話をしながら、育児記録をメモするのは、ママにとって負担になる。そんな時に助けてくれるのが「授乳時計」だ。
授乳は左右の胸それぞれに記録をとることが可能で、授乳しながらでも指先ひとつでサッと記録できる操作性も魅力だ。また、前回の授乳からの時間を常に表示してくれるので、記録だけでなくお世話の目安としてもわかりやすい。
ほかにも、ミルクや搾乳、オムツ替えや睡眠時間の記録、睡眠誘導音を流すことができる。欲をいえば、ちょっとしたコメントを入力することができれば完全に育児日誌を手放すことができるのにとも思うが、現状でも十分使う価値はあるだろう。
■複雑な予防接種を一目で把握
生後2カ月から始まる予防接種は、定期接種に任意接種、生ワクチンに不活化ワクチンと、とにかく種類が多くてわかりづらいもの。また、それぞれ適切なタイミングと回数があるため、スケジュールの管理も大変だ。そんな予防接種をサポートしてくれるのが、「予防接種スケジューラー」だ。
接種済みのワクチンや今後の予定、この時期に接種するのが理想とされているワクチンが月別のリストとして表示される。通知機能もあり、うっかり接種し忘れることも防げる。さらに、子供を追加することもできるので、年の近い兄弟がいてもこれひとつで予定を把握できるのがうれしい。ワクチンを選択すれば詳しい解説も見ることができ、最終確認としても役立てられる。
何かとストレスを抱え込みやすい育児。ぜひ今回紹介したアプリを活用してみてはいかがだろうか。
(ライター・木村亜紀子)