【BBMAs】ケンドリック、ブルーノ、エドが最多ノミネート、ビヨンセ【コーチェラ】で圧巻パフォーマンス、ドレイクが1位と2位を独占:今週の洋楽まとめニュース
【BBMAs】ケンドリック、ブルーノ、エドが最多ノミネート、ビヨンセ【コーチェラ】で圧巻パフォーマンス、ドレイクが1位と2位を独占:今週の洋楽まとめニュース
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 今週の洋楽まとめニュースは、【2018 ビルボード・ミュージック・アワード】についての話題から。今年の【BBMAs】ノミネート・アーティストが発表され、最多となる15のノミネーションを得たのは、ケンドリック・ラマー、ブルーノ・マーズ、エド・シーランとなった。3アーティストとも<トップ・アーティスト賞>にノミネートされており、同カテゴリーには、他にドレイク(計9ノミネーション)とテイラー・スウィフト(計5ノミネーション)が名を連ねている。【BBMAs】は、現地時間2018年5月20日に米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナにて開催される。

【2018 ビルボード・ミュージック・アワード】ノミネート・アーティスト発表

 続いては、米カリフォルニア州インディオにて毎年開催されている世界的野外音楽フェスティバル【コーチェラ・バレー・ミュージック&アートフェスティバル】。現地時間2018年4月14日、ビヨンセがフェスの土曜日のヘッドライナーを務め、夫のジェイ・Z、デスティニーズ・チャイルドのメンバー、妹ソランジュに加え、100人のダンサーとともに自らのキャリアを代表する圧巻のパフォーマンスを行った。この他、一流エンターテイナーとなったザ・ウィークエンド、ケンドリック・ラマーが飛び入りしたシザのステージ、そしてロック界の若きホープ、グレタ・ヴァン・フリート、“脳に訴えかける”デヴィッド・バーンらのライブ・レポートが到着している。

アデル/サム・スミス/チャンス・ザ・ラッパーら、ビヨンセの【コーチェラ】での圧巻パフォーマンスに反応
【コーチェラ2018現地レポート】一流エンターテイナーとなったザ・ウィークエンドによる非の打ち所がないパフォーマンス
【コーチェラ2018現地レポート】ケンドリックも飛び入り参加した、SZAの魅力溢れるステージ
【コーチェラ2018現地レポート】ツェッペリンを彷彿させるロック界の若きホープ、グレタ・ヴァン・フリートの圧倒の演奏力&歌唱力
【コーチェラ2018現地レポート】かつてない規模のエンタテインメント・ショーで魅せた女王ビヨンセ
【コーチェラ2018現地レポート】“脳に訴えかける”デヴィッド・バーンの個性的ライブ

 そして今週、カニエ・ウェストが、削除していたTwitterアカウントを現地時間2018年4月13日に突然復活させ、その2日後の15日にツイートを連投。彼は、「クリエイターなら、君のアイデアが最強の通貨だ」、「創造する能力を死守しなければならない」、「気が散ることはヴィジョンの敵だ」などと、自己啓発的なアドバイスを投稿し始めた。これらの投稿の合間にカニエは、“リアルタイムで”自己啓発本を執筆中であることも明かしているが、具体的な発売時期については未定のようだ。さらには、待望のニュー・アルバムを6月1日にリリースすることをTwitter上で発表。カニエは「俺のアルバムは7曲入りだ」と手短にツイートした。

カニエ・ウェストのTwitterアカウント復活、ラマー・オドムとの思い出や首タトゥーのデザインを投稿
カニエ・ウェスト、自己啓発本を“リアルタイムで”執筆中? 意味深なツイートを連投
カニエ・ウェスト、2018年6月にアルバムを2枚リリースすることを発表

 さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、先週妊娠を電撃発表したカーディ・Bのデビュー・アルバム 『インベージョン・オブ・プライバシー』がNo.1デビューを飾った。本作が獲得した初動255,000ユニットのうち、135,000がストリーミングによるポイント、103,000枚がアルバムの純粋な売上枚数だった。女性ラッパーが米ビルボード・アルバム・チャートで首位を獲得したのは、フォクシー・ブラウン、ローリン・ヒル、イヴ、そしてミーゴスの「モータースポーツ」でコラボしたニッキー・ミナージュに続く5人目の快挙となっている。

【米ビルボード・アルバム・チャート】カーディ・B記録的初動で首位デビュー、30STMが2位初登場

 そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ドレイクの新曲「ナイス・フォー・ホワット」がNo.1デビューを果たした。初登場から11週の1位を死守した「ゴッズ・プラン」に代わって、新たな1位に輝いたのは自身の新曲だった。同アーティストによる首位の入れ替わりは歴代13組目で、1位と2位を独占したアーティストとしては、ビルボード史上19組目。ドレイクは、これで5曲目のNo.1獲得、25曲目のTOP10入りを果たした。TOP10入りした曲数としては歴代10位、男性ソロ・アーティストでは歴代4位の快挙となった。そして今週、待望の新アルバム『スコーピオン』を2018年6月にリリースすることを自身のインスタグラムにて発表した。

【米ビルボード・ソング・チャート】ドレイク、「ゴッズ・プラン」に代わり新曲「ナイス・フォー・ホワット」が首位に
「ナイス・フォー・ホワット」ドレイク(Song Review)
ドレイク、ニューAL『スコーピオン』を2018年6月にリリース

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