大晦日から北日本を中心に強い寒気が流れ込みましたが、日本海側の雪は平年に比べて少ない状況が続いています。
積雪 まだ少ない
12月は強い寒気が流れ込んでも、一時的でなかなか長続きしない状況が続きました。大晦日からは北日本を中心に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まりました。日本海側は雪が降り、所々で積雪が増えました。今日(3日)も寒気の影響で、北日本の日本海側は所々で雪が降っています。
年越し寒波の影響で、雪は降ったものの、平年と比べると、雪の少ない状況はまだ続いています。上の表は「積雪の平年比」です。3日午後3時の積雪は札幌市は3センチと平年の8%という少なさです。旭川市でも27センチと平年の半分程度です。東北も積雪は平年より少なく、青森市は21センチと平年の60%、秋田市や山形市では積雪はありません。新潟市も積雪はなく、例年なら雪深い湯沢町でも積雪が4センチと平年の6%にとどまっています。さらに、北陸3県に至っては富山市、金沢市、福井市など市街地の積雪がないだけでなく、山沿いのアメダスでも積雪は0センチです。
スキー場の雪不足はなかなか解消されない状況が続いています。
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5日にかけて一時的に強い寒気が流れ込むでしょう。北陸周辺で雪が強まり、所々で雪が積もりそうです。スキー場には多少恵の雪となりますが、Uターン時期と重なるため、車の運転は路面状況の変化にご注意下さい。
この強い寒気も長く居座ることはなく、来週はこの時期としては暖かな空気が流れ込んできそうです。