R&Bシンガーのクリス・ブラウンが2月24日、モントリオールとトロントでのコンサートがソールドアウトになっているにもかかわらず、入国審査の問題で両公演をキャンセルすることをツイッターで明らかにした。
ライブ・ネイションも同件を認めており、払い戻しの手続きをしているとのこと。一緒にツアーをまわっているトレイ・ソングスも、成すすべもなくモントリオールで缶詰め状態であることをツイッターで明かした。
クリス・ブラウンは、「残念ながらモントリオールとトロントでの満員の観衆の前でパフォーマンスすることができないようだ」や、「カナダ政府の素晴らしい人たちが俺を入国させてくれないんだ。夏にまた戻ってくるから、その時カナダのファンのみんなに会えることを願ってるよ!」などと綴った。
なぜブラウンの入国が許されなかったのかは明らかになっていないが、彼は2009年に起こしたリアーナ暴行事件での執行猶予を、社会奉仕活動が完遂できなかったため1月中旬に取り消されている。ブラウンの騒動は今や国際レベルになっているようだ。
ブラウンは2週間前にもミネアポリス公演を詳細理由不明で中止にしているが、これについてはチケットの売れ行きがふるわなかったことが背景にあるのではと考えられている。
なお、この記事が掲出された後、クリス・ブラウンは自身のツイートを削除している。