台風15号の影響で、週末の沖縄は大荒れ。月曜日は沖縄本島や奄美に、火曜日は九州に接近する恐れがあります。四国や本州も来週は台風の影響で、予報が大きく変わる可能性あり。

台風15号の進路予想図
台風15号の進路予想図
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しばらく動き遅く、沖縄は荒天が長引く

非常に強い台風15号はきょう21日12時現在、フィリピンの東を北西に進んでいます。速度は「ゆっくり」で、やや足踏み状態となっています。今後は進路を北向きに変え、あす22日、土曜日には与那国島や石垣島など八重山地方に接近する見込みです。
あす土曜日、先島諸島では、さらに風が強まり、波も高まります。夜には猛烈にしける見込みです。雨も断続的に降るようになり、荒れた天気となるでしょう。台風15号は、あす以降、次第に速度をあげますが、それでも日曜日、月曜日は15キロと自転車並み。先島諸島では月曜日にかけて暴風が吹き荒れ、雨の量が多くなるでしょう。速度が遅いため、大荒れの天気が長引く恐れがあります。交通機関への影響が長く続くことも考えられますので、最新の台風情報、気象情報をこまめに確認してください。

沖縄のこの先の天気予報(21日11時発表)
沖縄のこの先の天気予報(21日11時発表)

火曜日頃には九州に接近か

台風15号は月曜日から火曜日には、速度をやや速めて、東シナ海を北東に進む見込みです。予報円の中心を進むと、月曜日は沖縄本島や奄美に接近、火曜日は九州に接近・上陸する恐れがあります。
ただ、進路や速度はまだ幅のある予想となっていて、これより台風の接近が早くなったり、遅くなったりすることもあるでしょう。また、九州や四国、中国地方だけでなく、近畿や東海など台風の東側にあたる地方にも湿った空気が流れ込みやすくなり、来週の天気に影響が出ることも考えられます。
多くの学校では、夏休み最後の10日間となりますが、この先は台風15号の動きから、ますます目が離せません。特に海など、屋外のレジャーを予定されている方は、予定を変更することも視野に入れて、最新の情報を確認しましょう。

東海から九州のこの先の天気予報(21日11時発表)
東海から九州のこの先の天気予報(21日11時発表)