拝啓、男性の皆様。幸か不幸か2月14日にソワソワする必要はもうなくなりました。なぜならこの日は、女子のお祭りになったからです。バレンタインのあり方は、今や変貌を遂げているのだ。
女性が男性に、愛の告白をする。男性は「好きなあの子」からのチョコを待つ。そんな「ドキドキ」が詰まったバレンタインが変わりつつある。
日本ホームパーティー協会の調査では、バレンタインを「好きな人に告白する日」と答えたのはわずか8%。菓子メーカーの明治によると、昨今のバレンタイン市場をボリューム的に牽引するのは「友チョコ」用の手作りチョコレートなどだという。バレンタインは男女の垣根を越え、日ごろの感謝を伝え合う日になったようだ。
その発展系、ともおぼしき現象が「バレンタイン女子会」。とうとう、バレンタインから男性の姿が消えてしまうのか。
大阪のシェアハウス「リバ邸梅田」では1月末、バレンタイン女子会が催された。シェアハウスの住人を含む、10代から20代の女性6人で開催。6人のうち、「彼氏持ち」は1人。その1人を含め、全員がバレンタインには友だちとの予定がある。
「彼と過ごしたい」というモチベーションが、クリスマスほど高くないと言う。