2019年も吉本芸人を中心とした“闇営業”騒動やピエール瀧、沢尻エリカの薬物事犯での逮捕など、芸能界では世間を騒がせるさまざまな騒動、事件が起こった。
【画像】「もう隠せないと思った」 自らMDMAを申告したという沢尻エリカ
そうした中、芸能関係者、メディア関係者の間では、一見すると無関係にも思えるそれぞれの騒動、事件の意外な共通点にも注目が集まったという。
今年2月には、映画やドラマ、舞台などで活躍していた俳優・新井浩文が自宅で派遣型マッサージ店の女性従業員へ暴行を働いたとして強制性交罪の容疑で逮捕された。
12月2日には、東京地裁で懲役5年の実刑判決を受けたばかりだが、事件の舞台となった東京・世田谷区の自宅マンションはそれから約8ヵ月後、再び注目されることとなる。
「10月にお笑い芸人の徳井義実さんが1億円を超える申告漏れなどを東京国税局から指摘され、活動自粛に追い込まれましたが、じつは徳井さんの個人会社の本拠地になっていたのが、新井さんの自宅があった高級マンションの一室だったんです」(民放テレビ局の情報番組スタッフ)
さらに、11月には来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にも主要キャストの1人として出演が決まっていた女優・沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の容疑で警視庁組織犯罪対策5課に逮捕され、世間に衝撃を与えた。
沢尻は同月16日の朝8時頃、都内のクラブでのイベントから東京・目黒区の自宅に帰って来たところで捜査員から声を掛けられ、検査によりアクセサリーボックスの中から袋に入ったMDMAの粉末が入った白いカプセルが発見され、逮捕とあいなったが、大手芸能事務所のマネジャーはこう明かす。
「沢尻さんの逮捕の現場となった自宅マンションは芸能人にも人気の閑静な住宅街にある高級マンションということで、バラエティー番組で活躍する女性タレントをはじめ、芸能人の居住者も多いんです。しかも“闇営業”騒動で吉本興業から契約解除されたお笑いコンビ『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんもかつて住んでいたということで、芸能界でもちょっとした話題になりました」