転勤や就職で引っ越しが増える春。どこに住めばいいのか悩む人も多いことだろう。
そこで、住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」が3月7日に発表した、住みたい街ランキング2017年関東版のうち、「穴場だと思う駅ランキング」を参考にしてみよう。
トップは北千住。JR常磐線など5路線が乗り入れ、大学もできて若者も増えている。家賃相場はファミリー向け(2LDK/3K/3DK)だと12万円前後で、総合2位の恵比寿の半分ほどだ。
SUUMOの池本洋一編集長によると、
「風俗店が新しくカフェになるなど、街の雰囲気が変わっている。総合順位も17位と上昇中だ」
と、北千住が抱えていたマイナスイメージが払拭(ふっしょく)されつつあると指摘する。
手頃な飲み屋街の印象が強い2位の赤羽は、都心に近接し、賃貸マンションが立ち並ぶ。このほか、JR山手線北側の駅がトップ10の半数を占めるが、注目は9位の綾瀬や和光市。家賃が安く、始発駅であることが評価された。
「気をつかわずに住める等身大の街がこれから人気になる。“穴場”の駅の上位は、総合順位も上がっている」(池本編集長)
ランキングの発表式には、新潟県出身でお笑いタレントの横澤夏子さん(26)も登場。上京して初めて暮らしたのは亀戸だと明かした。
「住みやすくて東京スカイツリーにも近い。女性としては恵比寿にあこがれるけど、パジャマでも外出できてしまうような亀戸が大好きです」
あなたの“穴場”の街は、どちら?
※週刊朝日オンライン限定記事