コビン:対話と圧力、どちらなら戦争を避けられる?

小村田:対話か圧力か、どちらか一つを選べばいいという単純な問題ではないよ。状況に応じて、時には圧力をかけ、時には対話をする。でも、最後に目指すのは対話だ。たとえ戦争になっても、最後には国同士が話し合うことになるよね。北朝鮮に圧力をかけても、いつかは話し合いで「核兵器の開発をやめます」と約束をし、守ってもらわなければいけない。そのためには、各国が足並みをそろえて北朝鮮と交渉することが大切だね。

<対話に賛成派の意見>
・圧力をかければ、北朝鮮は反発して暴発するおそれがある
・戦争を避けるためには、圧力より対話を選ぶべき
・中国やロシアと連携して対話を重視すべき

<圧力に賛成派の意見>
・圧力をかけなければ、北朝鮮はさらに核開発を進めるだろう
・圧力をかけることで、北朝鮮の態度を改めさせる
・アメリカと足並みをそろえて圧力をかけるべき

 君の軍配はどっち?

※月刊ジュニアエラ 2018年1月号より

ジュニアエラ 2018年 01 月号 [雑誌]

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AERA dot.編集部
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