ハニワ課長は、古墳から発掘され、1600歳という設定。絶妙なおしゃべりが人気だが、本人は「ふざけすぎとお叱りも受け、ユネスコ(※)に通用しないかも」と語る。
ただ、地域のイベントなどでは引っ張りだこの人気ぶり。市の幹部は「世界遺産登録の日までがんばって」と思いとどまるよう説得中だ。
(※)新しい世界遺産は、1年に1度開催されるユネスコの世界遺産委員会で決められる。
■「忖度まんじゅう」注文殺到(2017年7月25日 大阪市)
白い皮に大きく「忖度」と刻印された「忖度まんじゅう」が人気だ。辞書風の箱の包みには「人の心をおしはかること」という意味や例文もあしらわれている。
大阪市の企画会社「ヘソプロダクション」が商品化。上司や取引先などに土産として渡し、楽しい会話のきっかけにしてほしいという。
政治の世界では、役人が首相周辺の意向を過度に忖度して仕事をしている疑いがあり、マイナスイメージに捉えられがちな言葉だが、注文は殺到。関西限定販売ながら「他地域の意向も忖度させていただきたい」と同社社長。
※月刊ジュニアエラ 2017年11月号より
ジュニアエラ 2017年 11 月号 [雑誌]
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