国語や社会は親子で共有できる情報がたくさんあります。親御さんの声かけが子どものやる気を高めることになるので、積極的に関わってあげてほしいと思います。
矢萩さんオススメの教材4冊を以下にまとめました。
「白川静博士の漢字の世界へ」
福井県教育委員会/編・発行 平凡社 1760円
小学校で習う1006字について、古代文字を示したり、漢字の成り立ちについて解説したりしています。漢字の世界にロマンを感じる子にぜひオススメしたい教材です。ページをめくりながら知的好奇心をくすぐられるはず。親子で読んでみるのもよいのでは。※全学年向け
「『おはなし推理ドリル』シリーズ」
学研プラス/編 学研プラス 各825円
教材名の通り、事件を「推理」しながら読解力・思考力を養うことができます。文章量がちょうどよく、ストーリーがおもしろいので、長い文章が苦手な子も途中で投げ出さずに最後まで取り組めます。低学年の先取り学習にもオススメ。※中学年~
「考える力がつく子ども地図帳 <日本>」
深谷圭助/監修 草思社 1980円
平面で示される地形図と、CGで立体的に示される地図が比較されているので、地図感覚を身につけることができます。入試問題には出ないような雑学的な情報も載っているので、そこが子どもにとっては楽しいはず。※中学年~
「今がわかる時代がわかる 日本地図2020年版」
成美堂出版編集部/編 成美堂出版 1760円
「働き方改革」など旬の話題を「トピックス」で取り上げ、地域医療改革など世間の関心の高いテーマに沿った最新の情報について47都道府県のデータを紹介。ニュースの選び方が秀逸で、読みながら社会に出たときに役立つ力が鍛えられる一冊です。※高学年向け
※価格はすべて税込みです
(取材・文/黒澤真紀)
※「AERA with Kids夏号」では、他にも教育のプロが選んだおうち勉強にオススメの教材を多数紹介しています。