ドラマ「ネメシス」に出演中の広瀬すずさん。このドラマにはどんな思いで挑んでいるのか? 小中学生向け月刊「ジュニアエラ」では、広瀬さんにインタビュー。子どもたちからの質問にも答えてくれた。
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――「ネメシス」では探偵事務所で「天才すぎる助手」美神アンナを演じていますね。
アンナが天才というより、櫻井翔さんが演じる相棒役の風真さんが「ポンコツ探偵」なので天才に見えるのかもしれません。ただ私自身は謎解きが苦手で、クイズ番組を見ても、問題を解く前にギブアップしてしまいますが、「ネメシス」では、毎回、アンナが鮮やかに謎を解いていくので、天才気分を味わっています(笑い)。
――広瀬さんは人見知りだそうですが、現場ではどうですか?
櫻井さんをはじめ、共演者の方々とは何度かお仕事をご一緒させていただいているので、緊張することもないですし、とても居心地がよく、自由に演じさせてもらっています。また、作品をつくるという共通の目的があると平気なんです。撮影の合間に、いざ二人きりで自分のことを話すとなると、踏み込むまでには時間がかかってしまって……。でもコロナの影響でなかなか人と会って話す機会が減ってしまった今、人と話すのって本当に楽しいな、と思う気持ちが増して、前よりもしゃべれるようになったと思います。
――「ネメシス」の見どころは?
やはり謎解きです。この作品は5人の推理小説家が脚本に協力してくれているので、毎回、ちょっとずつテイストが違うのが読みものとしても面白くて、私自身も続きが気になっています。笑えるシーンもたくさんあるので、笑っていただきながら、犯人を推理するのを楽しんでもらいたいです。
アンナでいえば、洋服にも注目してほしいです。私は、洋服は自分を表現するものだと思っていて、洋服を選ぶのも、自分が選んだ洋服を着るのも大好きです。なので、アンナを演じていく中で、私の中にあるアンナを洋服でも表現できていけたらいいなと思っています。
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