NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に出演するKing & Princeの永瀬廉さん。小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」6月号では、役作りのこと、ドラマにかける思いなどを聞いた。

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――この役はオーディションで射止めたそうですね。なぜ受けてみようと?

 この世界に入って初のオーディションでした。「朝ドラ」ですし、受けるだけでもいい経験になると思ったんです。もちろん、僕が今できる全力で挑んだんですけど、「落ちてもともと」という気持ちで結果を待っていたら、まさかの出演決定で。ビックリでしたね。

――メンバーはどういう反応でしたか?

 お仕事の発表は、メンバーが一緒にいるときにマネージャーさんから伝えられるんですけど、みんなに「マジすげ~!」「頑張ってね!」みたいな言葉はもらえましたね。大吾(関西ジャニーズJr.なにわ男子の西畑大吾)と、正門(Aぇ! groupの正門良規)からもメールが来たな。あと、僕の祖父母からも、いつもよりテンションが上がった声で「おめでとう」と言われて。やはり朝ドラは幅広い年齢層の方に見ていただけるんだなと実感しました。

――演じる「及川亮」は「才能にあふれ、とにかくモテる、若き漁師」という役だそうですね。役作りはどのように?

 NHKのスタッフの方から、気仙沼の漁師さんを追った写真と文章が載っている「気仙沼漁師カレンダー」をいただいたので、それに目を通したり、動画サイトで漁師さんの動画を見たりして、イメージを作っていきました。でも「りょーちん」は漁師見習なので、船の上での本格的な漁師シーンはまだないんですよ。これからどう漁師らしさを出していけるか、自分でも楽しみです。

――「とにかくモテる」のあたりは役作りはいらなかった?

 あ~、特にはいらなかったですね。いやいや、うそです(笑い)!でも「りょーちん」は自然な優しさを持っていて、だからこそモテる。たとえば、主人公の百音(清原果耶)が悩んでいたら、「どうした?」とは聞かずに、気が向いたら相談しにおいでというスタンスで、自分からしゃべりたくなるような雰囲気を作る。余裕があって、すごく魅力的なんですよ。だから僕が「作る」というよりは、監督さんと相談しつつ、ちゃんと演じることができれば自然と「モテ」が出せるかなと思っています。

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大道絵里子
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