友達との素晴らしい関係を築くためには、小さい頃から「まごころを尽くして友達に接すること」「過ちがあったらそれを教えて良い方向に導くこと」「ただそんな忠告はしつこくせずに、適当なところでやめておくように」ということを教えてあげましょう。
小さい頃から仲良しで、大人になっても何でも話せる友達がいるというのは幸せなことです。今後、息子さんが、素晴らしい人間関係を築いていかれるためにも、ぜひ、この機会を逃さずに、親子ですぐに対応してください。
【まとめ】
子どもだけで解決するのは無理。身の回りの小さな問題でもすぐに親子で対応して。友情について教えてあげる絶好の機会にしよう
山口謠司(やまぐち・ようじ)/中国文献学者。大東文化大学教授。1963年、長崎県生まれ。同大学大学院、英ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現職。NHK番組「チコちゃんに叱られる!」やラジオ番組での簡潔かつユーモラスな解説が人気を集める。2017年、著書『日本語を作った男 上田万年とその時代』で第29回和辻哲郎文化賞受賞。著書や監修に『ステップアップ 0歳音読』(さくら舎)『眠れなくなるほど面白い 図解論語』(日本文芸社)など多数。母親向けの論語講座も。フランス人の妻と、大学生の息子の3人家族。
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