【菊池風磨くん】

(1)デビュー当時の「あんなことあったよね」の記憶がメンバーによって違うこと。自分の中での強烈な思い出をみんなが覚えていなかったり、逆もあったり。10周年の取材を受けるなかで気づいたその現象が面白かった。

(2)もともと僕らはジャニーさんに「それぞれがソロみたいな気持ちでやって」と言われていて。個々に活躍しつつ、5人が集まったときの化学反応をお見せするグループというコンセプトがあったんです。「YOUたちはたのきんトリオだよ」って何度も言われたから(笑い)。図らずも、やっとそれが形になってきたかな。グループという基盤があるからこそ個人の仕事が広がってると思えるし、僕も含めて未完成だけど、成長の過程をお見せすることも魅力になるグループだと思います。

(3)全部。今年は特にいろんなことをやらせてもらってビックリでしたけど、自分では毎年「総合的に見て去年より超えてるな」と思ってます。

(4)大きい家と大きい犬。この先10年で手に入れたい。そう思うと日々楽しいじゃないですか。

(5)友達の結婚とか出産が増えた。手放しで喜べる明るいニュースです。

【松島聡くん】

(1)10周年に絡んで、いろんな質問をしていただいて答えていくうちに「ホントに10年経ったんだ」とか、その重みをじわじわ感じてきたかな。あと、ネガティブなこともポジティブに置き換えて考えられるようになりました。

(2)僕らが気づいてないところにあると思う。ファンの子が見つけてくれるものかな。

(3)ずっと自分のキャラがわからなくて、それに悩んでいた時期もあったんだけど、やっとキャラなんてつくる必要ないんだと思えるようになりました。誰かになる必要なんてないんだよね。松島聡として自然に過ごすうちに、みんなが決めてくれるものだと思う。10周年以降は知名度を上げて、もっと多くの人に認知されて「聡ちゃんてこうだよね」みたいなものが決まっていけばいいな~と思います。

(4)お客さんがマックスに入っているライブの光景。ファンのみなさんに会いたい!

(5)舞台を経験して世界が広がったこと。勧められて初めて劇団四季を見にいったりもしました。ミュージカルにも挑戦したい。勝利もミュージカルが好きだから「一緒にやってみたいね」とか話しています。

(ライター・大道絵里子)

※月刊ジュニアエラ 2021年12月号より

ジュニアエラ 2021年 12 月号 [雑誌]

朝日新聞出版

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