教室に通い始めてしばらくすると、タブレットの時とは見違えるように学校のテストも100点の結果が増えてきました。

 いやぁ……長男と次男、性格が真逆なのはわかっていたけど向いている学習法までこんなにも違うとは。見込んだのと実際が真逆すぎて、自分の見る目のなさにもがっくりでした(笑)。

 そんなわけでニイチャンズの学習法がようやく安定してきたところなんですが、お次は小1の三男ですね。

 上の子の時にいろいろ焦って習い事をやりすぎてしまった経験から、本人が望むまではなるべくゆったりと思っているんですが、そんな大人の思惑をよそにサクサク大人の階段上りたがる末っ子。

 プログラミングや遊びでやっていた知育教材が大好きだったので、今はゲーム感覚でできるアプリの学習教材を兄たちの学習時間に一緒にやる時間を作っています。

 感覚的に計算をしたり図形の特徴を知ったりできる算数の教材がかなりお気に入り。ただし気分のムラもかなりあるこの人、この先もっと本格的な家庭学習をとなった時にどうなるかな。

「上の子がやっているから(きょうだい割があるから)」

 これ、やりがちなんですが大抵うまくいかないのできっかけとしてはおすすめしません。

 時代と共に習い事や塾のあり方も多様化しているので、兄たちには合わなかったものから初めてのものまで偏見なくお試ししながらベストな学習スタイルを見つけていきたい……のですが。

 妙にお目の高いわが家の坊、学校の配布物やYouTubeの広告から何かと「これやってみたい!」と積極的にプレゼンしてくるんですが、どれもこれも目玉が飛び出すお月謝なんですよねぇ……(特大ため息)。

良かれと思ってさせた「習い事」で、子どもの自尊心がガタガタに 3兄弟の母が伝えたい“習い事地獄”の教訓
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コミックエッセイスト tomekko

中2、小4、小1の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を送っている“ポンコツ母さん”。『AERA with Kids』の「脱・カンペキ親修行」では、鋭い観察眼で子育てや家族、夫婦、教育などについて連載中。Instagramでは13万以上のフォロワーに日々育児絵日記を投稿。インスタアカウント @tomekomet

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