また先程言った通り、兄はドリル学習が好きでどんどん先に進んでいくタイプですが、弟はゆっくりとマイペースにすすめていくタイプ。無理矢理弟に兄と同じペースで勉強をさせないと決めています。
次男は今、ひらがなを練習していますが、上手にできたら、すごいね、できるようになったねって褒めて、焦って次の段階に進めることはしません。あくまでも、本人が楽しく無理なくできることが優先です。
あとは低年齢のうちから字が書けるとか、計算が得意とかってわかりやすいので、周囲にも「すごい」と評価されがちですし、褒めやすいじゃないですか。でも親だからこそ、そういうものさしだけで子どもをみてはいけないと思っていて。
例えば次男は物事をすごくよく見ていて、特徴を捉えて上手に言語化して、さらに「こっちはどう?あっちはどう?」とどんどん質問してきて、深堀りしていきます。
そういう観察力や洞察力みたいなところって忙しいと特に見過ごしてしまいがちですよね。でもそういうところこそ「そんなこと気づけたんだ、すごいね、なかなかできることじゃないよ」と褒めて、伸ばしてあげようと意識しています。
自分にはそういう得意があるって気づいていれば、本人の自信にも繋がりますし、その自信は将来生きていくためのベースにもなると思っています。兄弟妹3人それぞれの良いところをしっかりと観察していきたいです。
中学受験する?しない?
私は中学受験を経験して、良かったと思っていますが。長男はまだ小学1年生ですし、今は私も毎日子どもたちを学校に通わせ、ご飯を食べさせて寝ることで精一杯で、せいぜいこの先1年単位くらいでしか予定が立てられないような状態ですからね。
中学の進路は本人のどうしたいかという意思が出てきて、私にもう少し心の余裕が出てきたら、考えようかな。
中学受験も私の時代とは違って偏差値一辺倒ではなく、選択肢も広がっていると聞きますし。入試方法も多様化してきて自己推薦等も選べるらしいですね。進路は焦らず、様子をみながら考えていきたいです。
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