菊川怜子どもたちと道路を歩く時も手をつなぎたいのに、私の手は2本だから2人分の手しかつなげない。「あと一人はどうしたらいいの？」って。
とはいえ、子どもたちには自分のことは自分でできるように訓練してもらうしかないですからね。離婚後に、「これからは、ママ大変だからみんなが手伝ってね」と子どもたちに伝えたら、「うん、手伝うよ！」って言ってくれて。食事の準備や片づけを手伝ってくれるようになりました。
先日は長男と次男が床の雑巾がけをやってくれて。ずいぶん楽しそうだと思ったら、床が水でビチョビチョになっていましたけど（笑）。まぁ、いいかって。
またある日、朝出かける前に私が準備でテンパッていたら、私が何も言わなくても、次男が一番下の長女がご飯を食べるのをサポートしていました。上の子が下の子の面倒を見てくれるなんて、本当にありがたいと思いました。
忙しい子育ての中、今の私の健康法はただ一つ
離婚後は忙しくて、ジム通いもやめてしまって。育児で常に動いているから、それを運動と考えるようにしています。もちろん自分の体に向き合ってちゃんと筋トレをした方がいいんだろうとは思いますけどね。
食事も忙しいととりあえずお腹を満たすだけのことも。本当は栄養バランスを考えて食べなければと思っていますけど、自分の健康管理にさける時間が全然なくなってしまったので、できていないのが現状です。
ただ、毎日疲れ切って子どもたちと一緒に夜8時過ぎには寝落ちして、そのまま朝まで寝てしまいます。だから睡眠時間だけは確保できているかな。
たとえやるべきタスクが残っていたとしても、夜中に起きて頭を使う作業をやると、脳が覚醒してしまって寝つけなくなるので、後回しにします。睡眠は今私にできる唯一の健康法で、免疫力向上には案外役立っているかもしれません。
我が家の自慢は子どもたちの笑顔
先日は子どもふたりがインフルエンザになって、兄妹全員が登校停止に。ヘルプを頼みたくても感染させてはいけないので母にもお願いできず、打ち合わせの仕事も再調整してもらって自分で踏ん張るしかありませんでした。しかもインフルエンザって薬を飲むと数日で完全に元気になりますから。ほっとしたのも束の間、家のなかに缶詰め状態で、きょうだいでギャーギャー大騒ぎが始まるという……。
そのとき、「大変！」と思いながらも、子どもが3人いると、何をしているわけでなくても、家でゴロゴロしているだけでも、キャッキャキャッキャって、すごく楽しそうなんです。
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