「お年玉の使い方がわからない」という相談を送ってくれたのは9歳のまーたんピーヤ。数多くの子ども向けライブを開催し、子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さんは、お悩みをとおして、お金について考えることは自分の大切なものについてあらためて考えることだと気づいたそうです。お金の使い方や付き合い方について一緒に考えてくれました。
【写真】小学生当時の小島よしおさんはこちら【よしおの答え】
はい、おっぱっぴー‼ まーたんピーヤ、よしおのギャグを添えてお悩みを送ってくれてありがとう!
まーたんは、お正月にお年玉をたくさんもらったのかな? もらったお金をどうやって使うべきか悩んでいるなんてすごい! きっと、大切に使いたいと思っているんだね。
よしおがまーたんくらいのときは、お年玉はたしか合計で3万円くらいもらっていた気がする。もらったらすぐに、欲しかったファミコンのソフトやミニ四駆を買っていた。うーん、「どう使えばいいんだろう」って考える前に使っちゃっていたなあ。まーたんの相談を読んで、よしおももっと計画的に使えばよかったなあ、って思ったよ。
お年玉って、家族や親戚が「このお金で欲しいものを買って楽しんだり、なにかの役に立てたりしてね」って思いを込めてくれるもの。大事なお金だから、大切に使いたいよね。
よしおの周りの人に、子どものころお年玉をどうしていたか聞いてみたら、親から「銀行に貯金しておこうね」って言われて預けていた人が多かった。大人になったらたまったお金を全部もらって、車の免許を取ったり海外旅行に行ったりするために使ったんだって。
子どものときって、計画的にお金を使うことが難しい。よしおみたいに無駄遣いになってしまったらもったいないから、うまく使えるようになるまでとっておくっていうのも一つの方法かもしれないね。
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