8月には対面での大会を5年ぶりに開催!

 普段、家で問題に取り組むときは自分の得点やランキングを見て励みにしたり、好きな問題を極めようと何度も取り組んだりしている子どもたちですが、実は対面での大会も行われています。第1回目の大会は2019年。5年越しに今年の8月、第2回のシンクシンクカップが行われました。

「これまでアプリ内のイベント『シンクシンクオリンピック』などはやっていたのですが、初めて対面での大会を行った時の反響が大きくて。こんなに喜んでもらえるならまたやりたいと計画していたところコロナ禍に入り、ようやく今年の夏に大会を開催できました。緊張して会場に入る子ども、解いている様子など、すべて目に焼き付けていますね」

 こう話すのはシンクシンクカップを主宰するワンダーファイ代表の川島慶さんです。今大回も応募開始の初日で定員が埋まってしまい、追加で応募枠を増やすほどの盛況ぶりだったそうです。

同じ問題をみんなで解く楽しさはイベントならでは

 今回の「シンクシンクカップ2024」は学年別にクラス分けされた子どもたちが同じ場で問題にチャレンジするというものです。「年中・年長(4~6歳)」「小学校低学年(1~2年生)」「小学校高学年(3~6年生)」の3クラスに分かれ、ルーレットで選ばれた3問をみんなで解いて総合点を競います。「自分の頭で考える」「間違えることは怖くない」「最後まであきらめない」という約束を胸に、集中力を発揮して問題に取り組みました。

「シンクシンクカップ2024」(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 東京都目黒区にて開催)の様子。各クラス110人が参加。おそろいのTシャツを着てルールを確認(写真は小学校低学年クラス)

 問題を解いているときはだれもが真剣そのもの。隣の子どもの様子を見る余裕はありません。解き終わるとやりきったという思いからか、天を仰ぐ子どもの姿も。タブレットに表示される得点の合計点をスタッフが算出すると、上位5位の子どもが発表されました。

小学校低学年クラスの上位5位の子どもたち。「『つなげレール』は得意な問題だったので、少し自信がありました」と話してくれたのは第1位の遠藤大喜くん(左から3番目)
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