“あるあるネタ”や話題の人物をいち早くとり入れたモノマネで人気のお笑い芸人・レイザーラモンRGさん。息子の武丸くんは難関大への進学者も多い偏差値70超の都立西高校の出身です。息子が夢中になったことはとことんやらせて、受験も家族で一致団結。RGさんに、趣味や勉強をどのようにサポートしたのか、お話をうかがいました。※前編<レイザーラモンRGが語る、“偏差値70超”の都立高校に進学した息子の子育て 「ちやほやした結果、まっすぐな子に」>から続く

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ディズニー・チャンネルが第三の親

――武丸くんは都立最難関の1つ、東京都立西高等学校(西高)の出身です。小学生のときから勉強はするタイプでしたか?

 勉強はする子でしたね。作文とか標語をつくるのが好きで、コンテストのようなものには、進んで応募していました。

――「勉強しなさい」と言わなくても?

「勉強しなさい」とは、言ったことがないかもしれないですね。中学受験をするというので、塾に通っていたんですけど、先生が「絶対受かるから」とちやほやしてくれたので、勉強することは褒められることなんだって感じたんじゃないかな。

――なぜ中学受験することになったんですか?

 周りの友だちが中学受験をするので、自分もしたいということで塾に通い出して。息子は学級委員とかをすすんでやるタイプだったので、そういう子は中高一貫校を受験するような雰囲気があったみたいですね。

――委員会活動を積極的にやるのは、RGさんや奥さまの影響があるのですか?

 ディズニーの影響です(笑)。小さいころはディズニー・チャンネルばっかり見ていて。息子にとって第三の親だと思っているんですけど。すすんでみんなと仲良くなろうみたいなディズニーの教えが、息子の積極性に影響していると本当に思っているんです。特に『フィニアスとファーブ』というアニメが好きで。夏休みが永遠に続くっていうストーリーで完全に子ども向けではないというか、遊び心があるアニメでした。

中学受験では悔し泣き

――中学受験についてはRGさんも賛成だったのですか?

 そうですね。実は僕自身はスポーツを頑張ってほしいなというのがうっすらあって。体操、バスケ、水泳、いろいろ習わせたんですけど、あまりいい成績を残している感じではなくて。でも何かを覚えたり、勉強したりすることに関しては積極的だったので、途中でもうイヤなことはさせんとこう、って諦めました。

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中寺暁子
ライター 中寺暁子

健康情報誌編集部などを経て、2000年からフリーに。医療・健康・教育のテーマを中心に取材・執筆活動を行う。

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