立地や入試日程なども人気のファクターに
首都圏の私立小の志願者倍率トップ20校をのぞいてみよう。表は「合格者数に対する志願者数」を表すランキング。データは志願者数を公表している小学校のみのため、雙葉小学校、白百合学園小学校など上位に入ると見られる小学校は反映されていない。
慶應義塾横浜初等部(13.2倍)、東洋英和女学院小学部(11.7倍)、慶應義塾幼稚舎(10.6倍)というトップ3は変わらぬ人気。
伝統校や大学付属校を希望する家庭が多い一方で、近年躍進するのが8位の洗足学園小学校が代表する「中学受験に強い」小学校だ。
野倉さんは、「激化する中学受験を親だけで支えるのは難しい。『中学受験に向けた環境をストレスなく整えたい』というニーズに応えるのが、受験サポートが手厚い洗足学園小学校(9位)、東京都市大学付属小学校(14位)などだ」と語る。