わが子が小4になり、まわりからは中学受験の話もリアルに聞こえるようになりました。わが家は受験しませんが、受験組はどんな問題を解くんだろう?と過去問を見たりしています。ですが…本当に難しいんですよね。特に理科や社会は、私もすっかり忘れていることや、そもそも知らない知識も当たり前のように出てきます。
「こりゃさすがに大人として情けないなあ。息子と一緒に知識を増やしていきたいな」
と思ったところに、こちらの「中学入試に役立つ教養 シリーズ』に出合いました。
このシリーズのコンセプトは『中学入試の問題に登場した用語の中から、教科書や授業では扱われない教養知識をマンガで知ることができる』です。
わが家はまず『歴史』と『地図』を購入。ちらっと目次を見て「ひえ~難しい~」と思いながら息子に渡したところ、ゲラゲラ笑って読みながら「他のも買って」と言うではありませんか!
実はこの本、毎ページ4~5コマのマンガがついていて、それがおもしろいんです。テーマは難しくても、くすっと笑いながら読み進めていくうちになんとなくイメージがつかめてきます。一度目はさらっとマンガだけ、二度目は細かい説明も読めば、いつの間にか知識がついています。
中学受験される方には、息抜きにぴったりだと思います。
特に『地理』は近年問題になっている用語も多く取り上げられており、親の私にとってもすごく勉強になります。
現在8巻まで出ているので、わが家では帰省のお供に1~2冊ずつ購入していく予定です。
(文/梶木あきこ)
著者 開く閉じる