■趣味に没頭する時間も有効
では、親自身の幸せ感を高めるためにどういったことをすればいいのでしょうか。松村さんがとくにオススメすることを教えていただきました。
「健康とつながりが大事です。生活の基本ですが、よく寝て、よく食べて、よく運動する。朝20分運動するだけで、幸せが最長12時間続くと言われています。朝忙しいと大変かもしれないですが、ちょっと早起きして動画を見ながらダンスをするのもOK。また、いつもの家事を『運動』と意識してやるだけでも変わります。食事ではナッツ類、たんぱく質、野菜をとるようにして、血糖値が激しく上下しないように気をつけます。睡眠時間はなるべくまとまって7時間は寝るようにしたいですね」
仲の良い友人と会う時間をとる、日々家族で会話を楽しむ時間を持つ、ママ友とお迎えなどで助け合うなど人との「つながり」を心がけると幸せを感じられます。その他にも感謝をしたり、趣味に没頭する時間をとったりすることも有効です。
ちなみに、何をすれば自分が幸せと思えるのか、わからない人にオススメなのが、音楽を聴いてみることだと言います。昔好きだった曲をプレイリストにして聞いてみるだけでも、手軽に幸せな気分になれるそうです。
(構成/AERA with Kids編集部)
AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2021年 秋号 [雑誌]
朝日新聞出版
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