お笑いタレント 平野ノラさんの特技は片づけ。本も出しており、自宅は3歳のお子さんがいるとは思えないほどスッキリしていて驚きますが、20代後半までは「汚部屋住人」だったというから、これまたびっくりです。そんな「おったまげ~!」なノラさん式の片づけのルール、教えてもらいました。※前編<平野ノラが語る「母親になって想定外だった」2つのこととは 「娘が生まれる前から“夫育て”をスタート」から続く

MENU 服は「ピチピチ」と思った瞬間にアップデート 子ども目線の収納で おもちゃのお片づけも楽しく おもちゃの「いる」「いらない」は子どもに決めさせる 娘のギャラリースペースをつくりたい

服は「ピチピチ」と思った瞬間にアップデート

 子どものものって、放っておくとどんどん増えちゃいますよね。とくにサイズが変わる服! 「時間を作ってまとめて片づける」なんてやれたらいいですけど、ただでさえ時間の余裕がないなか、それってめちゃくちゃハードルが高いじゃないですか。

 だからまずは「服はクローゼットのここに入るだけ」と決めて、それ以上は増やさないようにするということ。そして、そろそろサイズアウトかなあと思った服は、思った瞬間に手放すのがノラ式の断捨離ルールです。

 もちろん、手放すときのルールもありますよ。棚の隅っこに大きめの袋を置いておいて、「この靴下、小さくなったな」「この服はそろそろピチピチだな」と思ったら、ソッコーでその袋の中へ。袋がいっぱいになったら小さなお子さんがいる友達に譲ったり、必要な地域に古着を送っている団体に寄付したりと、どんどん家から送り出すようにしているんです。

 そうしてクローゼットに余裕ができたときこそ、服をアップデートするタイミングです。といっても、手放したぶんだけ。入れたり出したりするサイクルを決めることであれこれ買いすぎないから、クローゼットも常にスッキリで、いいことづくめです。

娘が1歳を迎え衣装をそろえて撮影した家族ショット(写真/平野ノラさん提供)

子ども目線の収納で おもちゃのお片づけも楽しく

 同じくどんどん増えちゃうのが、おもちゃです。今は100円ショップにもかわいいものがいっぱいあるので、ついつい買っちゃうわけですが……。

 おもちゃって、子どもがお片づけするところがみそ。だから、親目線で収納ケースを作ったりすると、子どもにはしまいづらかったり、持てなかったりして片づけられないと思うんですよね。

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竹倉玲子
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