小島よしおが「家族がコンプレックス。やりたいことを全て否定される」高3に教えたい、心を奮い立たせる方法

　中学生のときに理科でやった熱の伝わり方の授業を覚えている？　「熱は伝導する」ってことを勉強したと思うんだけど、心の熱も伝導すると思うんだよね。よしおは自分を奮い立たせるために偉人の漫画や本をよく読んでいるよ。偉人の漫画や本って、まさに熱の記録だと思うから。

　きっと偉人も、おっちょこちょいなところとか、情けないところもあると思うんだ。でも漫画や本は熱いところをギューッと集めているから、すごくやる気が湧くよ。よしにゃんも、「この人の人生を見るとやる気が出るなあ」って人を探してみるのはどうかな。

　よしおは今なら漫画の「ONE PIECE」とか、Mr.Childrenの歌詞にも力をもらっている。ミスチルだったら「ヒカリノアトリエ」の歌詞にすごく元気づけられる！　自分の背中を押してくれるお気に入りの歌を見つけるのも、情熱や熱心な気持ちを思い出すのにいいかもね。

　たぶん高校3年生って、まだ「これをしているときがハッピー」って自覚している人は少ないと思う。社会に出る前だろうし、自分のやりたいことがはっきりしている人のほうが少ないんじゃないかな。まだ霧がかかった状態というか。そしてその霧ばかり見ちゃう時期な気がするんだ。

　霧って、大人になってもしょっちゅうかかる。よしおで言うと、批判的なコメントや誹謗中傷なんかが霧になりやすい。でもそればかり見ていたら本当に自分がしなければいけないことが見えなくなってしまうから、意識的に見ないようにしているんだ。